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医療機器製造販売業を取ってどうする?

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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。

日本の医療の転換期、2025年問題とは

これまでいろいろな〇〇年問題ってありましたよね。

すべての発端はコンピュータープログラムに関わる2000年問題(Y2K)だったのですが、
その後もいろんな〇〇年問題が誕生しました。

さて、そんななかいま2025年問題というものがあるのをご存知ですか?

実はこの問題医療の世界に大きく関わってくる、
日本の社会における一代転換点として注目されています。

2025年団塊の世代が後期高齢者となる

2025年問題の核、それは団塊の世代です。

いま日本の人口構成の中で最も数の多い団塊の世代の方々が全員後期高齢者になるとし、
それが2025年なんですね。
(註:厚生労働白書において「団塊の世代」ではなく、「団塊世代」となっています。また、その定義は「団塊世代(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)生まれ)」としています。)

上記は2015年のピラミッドです、
現在はさらに進んでいます。

日本を支えてきた労働力がサービスの受け手となる

これが一番の問題点です。

団塊の世代が現役世代のときは、まさに日本を支える原動力でしたし、
近年においても高齢者として社会参加ができるレベルではありました。

しかし、後期高齢者ともなれば、
完全に今度は社会福祉のサービスの受け手に完全に切り替わります。

これにより、社会のシステム自体が大きく変容することは間違いありません。

また、2025年頃から2040年ころまで、
つまり団塊世代が75歳~90歳になるまでが、
日本の医療機器の需要ピークです。

2025年に3.3人になる担い手

対して少子化が進んでいる現在の日本では、社会の担い手はぐんと減ります。

これは、いわゆる社会の活力ということだけではなく、
社会福祉サービスの受け手となる75歳以上の人たちを現役世代が何人で支えるのか、
という問題でもあるわけです。

そして、その数字が2025年で3.3人になるというわけです。

これはかなりの負担増ですね、

国の見通しは?

内閣官房はこの2025年問題に対して以下の数字を上げています。

2025年に医療機関でベットが17万床不足、認知症高齢者が470万人に到達、
一人ぐらしの高齢者数が700万世帯に達するとのこと。

また財務省は社会保障給付費が25年には149兆円となりGDPの伸びを上回るという推計を出しています。

つまり、2025年問題に関して言えば、
このままだとかなりのレベルで社会が混乱をきたしてしまうことを国家が推定ではあっても認めているということ。

つまりは、あるかもしれない問題ではなく、確実に語るべき未来なんですね。

医療機器業界に2025年問題はどう関わってくるのか

ではそんな2025年問題は医療機器業界にどんな影響を及ぼすのか。
それを見ていきましょう。

医療と介護のピークシフト

医療機器業界にとっては医療も介護も範中ですが、
需要を考えれば注目すべきはこのピーク。

社会保障にかかる費用は2025年問題で増えると今まで説明してきましたが、
逆に2025年に医療需要はピークを迎えるだろうとされています。

これは人口の中心が医療から介護へシフトするのですから当然です。

しかも介護需要に関しても、
その需要のピークは2035年と、2025年から10年ほどしか続きません。

当然それに伴って、医療機器業界に求められる需要のピークも推移していくことになります。

団塊の世代のインパクトが大きい

つまり日本の少子高齢化にしろ2025年問題にしろ結局は団塊の世代のインパクトが大きいんですね。

言い換えれば、団塊の世代が今どのような状況にあるのかで、
医療機器の需要も大きく変化していくという考え方であっています。

ということは、団塊の世代が鬼籍にはいった後、
また医療の形はガラッと変わるはずです。

団塊の世代が現役から団塊の世代が元気なリタイア世代へと変わってきた現在、
これからは団塊世代が介護の受けてから団塊世代のいない世界へと変わっていく。

つまり、医療の転換期が短いスパンでやってくるということになります。

転換期が多いほど製造業は儲かる

そして、言うまでもないですが、社会の転換期が多いほど製造業は儲かります。

これは医療機器業界がどうのというはなしではなく、
医療業界全体もしくは社会全体でも言えることで、
社会の仕組みが変われば仕組みの枠を司る製造業は新しい需要に恵まれるのは必至です。

2025年問題は社会の大きな転換期で多くのジャンルに於いてピンチであると言っていいでしょう。

明るい未来

しかし、こと医療機器製造業にとっては大きなチャンスとも言えるのです。

かわれるかどうかが問題

2025年はむしろ医療機器製造業にとってチャンス。

というのは間違いありませんが、変わりゆく社会に対応して変わっていける者、
そういう人にとってのチャンスであり旧態依然として旧弊を追う人たちにはただのピンチです。

だからこそ、医療機器業界に他業種からの参入と新しいイノベーションが必要だと言えるのです。

私も応援します、異業種の皆さん積極的に医療機器業界へ参加して下さい。

沢山のプレーヤー

プレイヤーが多いほど、
イノベーションは生まれやすいのです。

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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。

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