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新型コロナウイルスの流行、医療機器におけるチャンス

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マスクの着用
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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。

新型コロナウイルスの流行は、医療機器におけるチャンスをとらえる

マスクを転売して儲ける話ではありません。

新型コロナウイルスの流行で、いま世界中がパニックの状態に陥りつつあります。

その中でも注目を集めているのがマスクの不足や検査キットの不足、
またはアルコール消毒液の不足など医療にかかわる様々な製品の不足です。

これらはもちろん由々しき事態です。

また、新型コロナウイルスの流行もまた、
世界的にショックな出来事ですし亡くなった人もいる悲劇であることは間違いありません。

しかし、これは医療業界におけるビジネスチャンスでもあります。

2009年以前は街にマスクの人は少なかった

2009年におこった新型インフルエンザ。

いわゆるメキシコ豚インフルエンザですが、
これ以前、日本にマスク姿の人はそんなにいませんでした。

世界でも有数のマスク大国

日本を訪れた各国の海外旅行者は日本人のマスク着用率に驚きを隠しません。

確かに、見慣れた私たちからしたら何の変哲もない光景ではありますが、
電車に乗っている人がみなマスクをかけているさまは世界では見ることのない光景です。

しかし、思い出してみると昔はこんなことはありませんでした。

そう、日本人がこんなにマスクをかけるようになったのは、つい最近の事なのです。

2009年豚インフルエンザの流行

2009年、世界に衝撃的なニュースが走ります。
それが、メキシコから世界中に広がってしまった新型インフルエンザ、
それまで鳥由来が普通であったにもかかわらず豚由来のインフルエンザということで注目を浴びたインフルエンザのパンデミックです。

この新型インフルエンザの世界的大流行では、全世界で14,286人が死亡しました。

WHOも今回の新型コロナウイル氏に対しても発せられた
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に史上初めて該当すると表明。

世界は大パニックとなったのです。

日本での被害は軽微しかしマスクは売れた

日本でもこの新型インフルエンザに対する警戒は高まりました。

しかし、幸運なことに日本での被害は軽微であり、
死亡者数は68人と少なく大量に発注したインフルエンザワクチンが在庫を抱えるという結末になりました。

しかし、この時も、
マスクの買い占めなどで日本は小さなパニックを起こしていたのです。

そして、当時の新聞やニュースでは、マスクをして電車に乗る人の姿が「珍しいもの」として報道されるなど、
日本人のマスク着用率が飛躍的に上がったのです。

今や日本人にマスクは必須

2009年の新型インフルエンザをきっかけにマスクは日本人にとって当たり前のものとなりました。

今では、小顔に見えるだとか朝メイクしなくてもいいなどの理由もあって、マスク姿で街を歩き電車に乗るなどは当たり前の姿となっています。

他にも、公共機関の入り口においてあるアルコール除菌の手拭きなどもこの時からです。

今では完全に日本の光景として当たり前となっています。

この危機をチャンスに変える

現在、2009年の新型インフルエンザを超える危機が日本に訪れています。

しかし、医療機器業界はこのピンチをチャンスに変えるべきなのです。

消費動向が大きく変化する

2009年の新型インフルエンザのパンデミックの時のように、消費動向はこういう危機でがらりと変わります。

それは、例えばオウム事件の時もそうでしたし、
震災などでも日本人の消費動向は変わり今までになかった新しいスタンダードが生まれてくるのです。

そして、今回の新型コロナウイルス。

厳密にはマスクは医療機器ではありませんが、それは間違いなく業界のテリトリー。

また、消毒液、手洗い用品、エチケット製品、もしくは医療用ウイルスの検査キットなど様々な製品が不足し、
その記憶はきっと今後の消費傾向を大きく左右します。

つまり、これは大きなチャンスでもあるのです。

危機をチャンスとするのは不謹慎か

この新型コロナウイルスの危機をチャンスに変える。
こういうことを言うと、必ず出てくるのが「不謹慎だ」という意見です。

もちろん、その気持ちがわからないというわけではありませんが、
しかし、現在新型コロナウイルスの影響は多岐に及び、日本の経済に大きなダメージを与えることは必死です。

そんななか、ひとつだけでも業界ごとチャンスをつかむというのは経済的にもいいことです。

また、医療機器業界だからこその理由もそこには存在します。

医療機器業界が危機をチャンスに変えることの意味

医療機器業界が危機をチャンスに変える。

それはいうなれば、日本人の健康と命にかかわる危機を緩和するということに他なりません。

新型コロナウイルスの影響で、医療機器もしくは医療機器業界の分野に属する製品が不足し、
また、新たな需要やスタンダードが生まれることは日本人の健康増進に寄与することです。

マスクの流行と定着は、日本人の衛生観念を大きく進歩させました。

であれば、医療機器業界がこの危機をチャンスととらえるのには社会的に大きな意義があります。

新型コロナで見えた日本の医療機器業界の脆弱性

もちろん、危機をチャンスに変えるということの中には脆弱性の補完も含まれます。

マスク不足の背景に国産マスクの少なさがある

マスク不足の原因。

それは不安に駆られた人たちの買い占めや転売利益を求める人たちによる転売目的の購入など、様々な側面があります。

しかしその中に、国産マスクの少なさも大きな比重を占めて存在しているのです。

現在日本で販売されるマスクの大半は中国製。

そう、マスクの生産国がダメージを受けたことによって、日本にマスクが入ってこなくなる、
もしくはそう思わせる不安感を与えたことも大きな原因の一つです。

検査キット不足に業界の構造が見える

日本ほど医療が進んでいる国で起こっている検査キット不足。

しかも、スイスの製薬会社「ロシュ」の検査キットが有効であるといわれている中で導入が遅れているなど、
様々な事態が起こっています。

ここには、許可事業や国からの予算のついた公共事業との兼ね合いなど、
医療機器業界の構造も見え隠れしています。

もちろんこう言ったものは一事業者がどうにか出来るものではありません。

しかし、こういう業界全体の構造の不備の中に、ビジネスチャンスは必ず転がっているものです。

危機の帯びるのではなく医療機器業界としての目を持つ

今現在医療機器業界の中にいる人も、今後参入を考える人も。

その業界の周辺にいる以上、
今回の新型コロナウイルスにおける様々な事例を見るとき、
一般の人と同じ目で見ていてはいけません。

除菌剤の不足でスピリタスを買い占める人さえ出てきている今、
そこにはビジネスの芽が必ずあります。

医療業界のビジネスチャンスは社会貢献につながるということを念頭に、
しっかりと今回の推移を見守るべきなのです。

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