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医療機器業界の新時代のきざし

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変化への対応
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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。


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医療業界への異業種参入が続々、医療機器業界の新時代のきざし

新型コロナウイルスの流行で、社会に様々な影響が出始めています。

なかでも、医療機器業界にとっては、ことが医療と直結する内容だけあって、
大きな影響は今後も継続して考えられるでしょう。

そんな中、異業種による医療の分野への進出が活発化。

しかも、世界的な出来事であることもあって、
これまで全く医療とかかわりのなかった大手企業による参入が行われ始めています。

この流れは医療機器業界をどう変えていくのか。

このまま、療機器新時代が生まれるかもしれない、
新型コロナウイルスの流行はそんな胎動を感じさせるものになってきています。

続々とマスク生産に着手する異業種

マスク、特に今回不足していた一般用のマスクは医療機器ではありません。

しかし、医療用マスクは間違いなく医療機器であり、
一般マスクの不足は医療用マスクにも大きく影響したのはご存知の通りです。

そんな中、大手企業によるマスク業界への参入がとどまる所を知りません。

令和元年度マスク生産設備導入支援事業費補助金

経済産業省は2020年2月末より『令和元年度マスク生産設備導入支援事業費補助金』の応募を開始。

これはマスク不足に困窮する日本の状況を鑑みて行われたものですが、
「1ライン3000万円上限で中小企業で4分の3、それ以外で3分の2補助」という大胆な物でした。

これを受け、様々な業種がマスク生産に参入。

多くの企業は一般マスクの生産、つまり医療機器ではないマスクの生産を始めましたが、
これはそのまま医療機器としての医療用マスクに波及する可能性は少なくありません。

クリーンルームを持つSHARPの参入

中でも、大きな衝撃として報じられたのがSHARPの参入。

精密機器、家電製品などで知られる大手家電メーカーのSHARPは3月24日から三重県の工場で不織布マスクの生産を開始したのです。

この背景には、これまでもマスクの生産を個なっていた親会社『鴻海』の影響は大きくあります。

しかし、それ以上に、精密機器の生産に欠かせないクリーンルームが、
マスクの生産も大きく役立ったという背景もあるでしょう。

ハイブランドもマスク生産

またマスク生産に参入した企業で特徴的なのがケリング・グループ。

この企業体は、傘下にバレンシアガやイヴサンローランを持つ企業体で、
このような大手ハイブランドもまたマスク生産に参入。

また米ニューヨークが拠点のクリスチャン・シリア―のもまたマスク業界絵への参入を打ち出しています。

これもまた、縫製という技術を持ったブランドだからできること。

既存の技術を用いたマスク業界への参入の大きな一つの例です。

中小企業も参入

大阪で総合レジャー産業を手掛けるパレ・フタバ。

その事業の一つとして広島県でレディースのパンツ(ボトムス)の製造販売を行っているTAKUMIBAが、
その縫製の技術を生かしてマスク業界への参入を果たしました。

特に、ボトムス製造で培った伸縮性のある布と繰り返し洗えるというコンセプトとが注目され、
マスコミでも取り上げられるほど。

まさに、中小企業でもその元々の技術を生かして参入できると示した事例です。

呼吸器業界への参入も活発

マスク業界だけではなく、今回の新型コロナウイルスによって不足した呼吸器。

高度な医療機器であるこの呼吸器の分野にも参入が相次いでいます。

自動車ビッグ3が参入

日本より一層深刻なアメリカの新型コロナウイルス。

この深刻な事態に、アメリカの自動車ビッグ3の一角である、フォード、ゼネラルモータース(GM)そしてテスラの3社が呼吸器業界への参入を表明。

これはアメリカ国家当局による参入規制の緩和がもとになっているのですが、
アメリカの象徴ともいえる自動車ビッグ3が参入に動き出した事実は、大きなインパクトがあります。

これには、単にノウハウだけではなく、その巨大な資本とネームバリューを背景とした特性が生かされています。

各国様々な業種が参入

イギリスでは、呼吸器の絶対数が不足することから各業界に製造への参入を呼びかけ。

それに答えたのが、日本人もよく知っている掃除機メーカーのダイソンです。

すでにイギリス政府から1万代の製造を依頼されているということですが、
掃除機や扇風機で培った技術は間違いなく呼吸器の製造に生きるノウハウでしょう。

他にも、ヨーロッパにおける最大の航空機製造大手であるエアバスも参入を決定。

またインドではトラクターの分野で世界有数の企業であるマヒンドラ・グループが呼吸器製造に参入。

これらのムーブメントは、今後も様々な業界にわたって続くとみられます。

日本企業も参入

この流れには、すでに日本企業も動き出しています。

日産はF1でおなじみのマクラーレン、
そしてイギリスの防衛宇宙産業の企業体とともに新しい呼吸器を生み出す企業グループを形成。

マクラーレンとともにシャシー形成で培った3Dモデリングの技術に期待されています。

また、英ホンダも呼吸器製造へ動き出したという報道もあります。

もちろんこれは在外の日本企業の話ですが、
これによって間違いなく自動車大手企業が呼吸器製造のノウハウを手に入れるのは間違いありません。

この動きが一過性医に終わるということは、ないと考えていいかもしれません。

大手企業の動きは中小に波及するのか

異業種による医療の分野への参入。

しかし、特器呼吸器に関しては名だたる大手企業だけの動きのように見えます。

では、この動きは中小企業にも波及してくるのか?

そのこたえは「YES」です。

ムーブメントで終わらない参入の動き

大手企業による参入は、一次のムーブメントでは終わらないというのが一般飲み方です。

というのも、マスクにしろ呼吸器にしろ、
そのラインを作ってしまうためにはそこに投資が必要で、
コロナの終息とともにそのラインを無駄にするようなことはないと考えられるからです。

そうなれば、社会の動きは医療業界への参入に対して大きなGOサインが出たということになるでしょう。

部品下請けの形で中小に波及する

大手の医療機器業界の参入は、必ずそのまま中小企業へ波及します。

というのも、大手企業というのは基本的に小さな部品や細かい部品については製造しませんから、
その下請けとして中小企業の協力は必須だからです。

もちろん、これらは契約した一部の企業に限定されますが、
少なくともそのムーブメントは中小にも届きます。

そうなれば、規制は緩和され、より入りやすい環境ができてくるのは必然。

一過性のムーブメントで終わることはないでしょう。

あなたの工場で医療機器を作る時代

斜陽の家電業界や自動車業界。

ここが医療機器のうまみを目の前にしながら参入を躊躇していたのは、
医療機器独特の「規制」によるものです。

しかし、今回の新型コロナウイルスの流行でその部分は大きく改善が見込まれます。

そうなればこの流れは世界規模で進んでいく話。

今後の経済そのものに影響する動きと言えるのです。

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