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人工透析の未来

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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。


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人工透析の未来。世界需要の増加で今後の展開が見込まれる

澁谷工業、日機装株式会社、ニプロ。

この企業名を聞いてなにが思い浮かびますか?
という問いにすぐに「人工透析」という答えが頭に浮かぶ方は、
かなり医療機器業界に詳しいことの証です。

そう、これらは、人工透析機の分野においてグローバル展開をしている企業です。

それぞれの分野で日本においてもトップシェアを誇る企業であり、
今後さらなる発展が期待される企業でもあります。

それは、人工透析という分野の未来に関わることです。

人工透析大国日本

健康で長寿。

それが海外から見た、
もしくは日本人でさえも自分たちに対してそう思っているだろう日本のイメージです。

しかし、人工透析患者の多さに関して、それは当てはまらないかもしれません。

約380人に1人、透析大国日本

日本透析医学会の調査によると、なんと日本の透析患者は2017年末の段階で33万4505人。
これは、人口100万人あたりの有病率で2640人、国民全体で換算すると380人に1人というかなり高い割合になっていおるのです。
しかも、その数値は右肩上がり。
1990年ゴロは10万人前後、2000年代に突入して20万人を超え、そして現在は38万人、時期に40万人に迫ろうかというペース。
かなりの増加率になっています。

世界第2位の透析大国

米国腎臓データシステム(USRDS)によると、世界の国と地域における透析患者の割合は台湾がトップ。
しかし、日本はその台湾についで2位、サラには3位のシンガポールや4位のアメリカとの間に大きな差をつけているといいう状況になっています。
しかも、これは率。
つまり、台湾に比べて人工の多い日本においては、その患者数においてダントツだということ。
調査によれば、日本の透析医療にかかる額は年間で1兆6000億円とも言われ、総医療費の4%、しかも、透析に至る経緯も先天性のものから糖尿病聖人性が中心となりさらなる増加も懸念だれています。

世界への展望を見ると医療機器的には明るい

人工透析患者の増加が著しき、医療費問題としても深刻な日本。
しかし、それは医療機器業界においては、特に海外向けにプラスであると言えます。

透析患者の中心理由が糖尿病性腎症であるということ

まず、日本における透析患者の中心が、
慢性糸球体腎炎から糖尿病性腎症に変わっているということです。

この時代に糖尿病を贅沢病ということはありませんが、
少なくともその多くは生活習慣から起こるものであり、
やはり生活習慣病の一つと言って良いものです。

つまりこれは、ある意味日本が豊かであるということの証左。

人工透析へと至る未知の出発点に、
この豊かさというキーワードは欠かせないものであると言えるでしょう。

途上国を中心に豊かになってくる時代

中国が世界第2位位の経済大国となった今。

今後アジアを中心に中南米やアフリカなどでも、
現在新興国や途上国と言われる国々が豊かになっていくことは、
これは間違いなく起こり得ることです。

国際糖尿病連合の2019年の報告によれば世界の糖尿病患者は増加の一途。

2000年に1.5億人ほどだった患者数が、2019年には4.6億人近くにまで上昇、
また、2030年には5.8億人、
2045年には7億人に達するという予測も建てられています。

人工透析機のニーズは増える一方だと予測される

そんな中、人工透析機のニーズは世界で増える一方であるとの予測は容易にたてられます。

もちろんそれは欧米食などもそうなのですが、
現在、国際糖尿病連合の予測によれば、
東南アジアで2045年までに74%、
中東・北アフリカで96%、
アフリカで143%の糖尿病患者の上昇が懸念されています。

つまり、こういった地域で人工透析機の需要は爆発的に高まるはずなのです。

現在は、国の経済状況によって、糖尿病により死亡するという形になっていても、
経済が進展すればそこに治療というプロセスが入るのは必定。

そうなれば、人工透析機は大きな産業と変わるのです。

日本の人工透析機ノウハウを世界に

人工透析大国日本。
そんな日本の技術は、世界においてもトップを走るパイオニア的存在です。

日本の透析医療はトップレベルではなく、トップ

日本透析医学会理事長の中元医師によれば日本の透析医療はトップレベルではなくトップなのだそう。

英国の医学雑誌「ランセット」に2016年に発表された報告によれば、
透析導入後の死亡率は日本が一番低いとされているのです。

当然そこには、医療体制や国の制度などいろいろな要因はあります。

しかし、そこに日本の人工透析機の医療機器としての精度と品質の高さというものが大きく関わっているのは、
紛れもない事実です。

日本の透析医療と人工透析機の世界的な普及

これから、世界で人工透析機使用者が増えていくと予想される中で、
日本の透析医療の盤石さは大きなプラス。

どういった形になるのかは、状況にもよりますが、
透析機単体の需要も当然増えていくでしょうし、
日本型透析医療のスタイルそのものが普及していけば、
付随して人工透析機の需要は増していくでしょう。

国内はまだしも世界に対する面で若干遅れのある日本の医療機器業界にとって、
これは大きなポイントとなります。

関連部品なども同時に需要が高まる

大事なことは、人工透析機の需要が高まれば、
消耗品や関連部品などの需要も高まるということ。

つまりそれは、中小の企業にとっても、大きなチャンス。

このさき、世界に向けて大きな可能性が広がっていると言って過言ではないのです。

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