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医療機器のトレンドと傾向

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胃カメラ:内視鏡
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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。


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医療機器売り上げトップ4から見る、医療機器のトレンドと傾向

医療機器の売り上げトップ4

当然そこにはそうそうたる社名が並んでいるのですが、
トップ5までのすべての企業が売上高で前年比プラスであるというのが、
医療機器業界の活況を表しています。

そんな、そうそうたる医療機器メーカー。

今回はその企業をしっかりと見て今後の医療機器業界を考えていきたいと思います。

売上1位 オリンパス

(売上高6,418億円、前年比1.2%)
やはり日本の医療機器業界において、
トップランナーと言えばオリンパス。

中には写真機器の企業だと思っている人も多いとは思いますが、
今やすっかり医療機器メーカーとして存在しています。

・消化器内視鏡で世界トップシェア
いわゆる、胃カメラなどの消化器内視鏡。

オリンパスは、この分野において圧倒的世界トップシェアを誇る企業ですので、
その自力の強さはいうまでもなく盤石。

一時期、不正経理事件などの渦中に揉まれましたがそれでも、
その分野における実績から、未だにトップ企業です。

一般カメラ業は衰退していますが、
そこで得たノウハウは医療機器にもしっかり生かされています。

AIを利用した内視鏡事業に

そんなオリンパス、現在はAI搭載の内視鏡という分野を新しい目標としています。

その先駆的事業がAIを搭載した内視鏡画像診断支援ソフトウエア「EndoBRAIN-EYE」

やはり現在の医療機器業界においてAIという観点は無視することが出来ず、
オリンパスほどの大手となるとその競争先はアメリカや中国。

更には日本の代表企業でもありますから、
そのトップランナーとしても新しい技術の導入を急いでいるようです。

売上2位 テルモ

(売上高6,289億円、前年比4.9%)
こちらも、よく聞く社名であるテルモ。

一般の方には体温計ですとか血圧計といったもので有名ですが、
医療機器業界では心臓のカテーテルやステントに強みを持つ企業になっています。

ここ20年で売上3.7倍の成長企業

第1次大戦下において体温計の輸入が途絶えたことにより創設されたテルモ。

その立ち上げに北里柴三郎が関わっているという、
かなりの老舗でもあるテルモは、10年前の倍、20年前の3.7倍とここに来て急成長を見せる医療機器メーカーです。

その要因は、グローバリゼーションを目指したM&A等による世界戦略。

心肺装置事業や輸血関連機器のノウハウをM&Aによって獲得し、今に至ります。

心臓カテーテルの需要増と再生医療

そんなテルモを支えるのは心臓カテーテル。

テルモはこの技術に関して専門性を有しており、
心臓カテーテル手術の増加に伴って業績を上げています。

また、心臓周りにおいて大きな信頼を得ていることから、
現在心不全の治療を再生医療の観点から研究。

骨格筋芽細胞シート「ハートシート」などで、
再生医療においてもその存在感を有しています。

こうした同一分野における治療法の提案にもつながる戦略が、現在のテルモの戦略です。

第3位 ニプロ

(売上高4,425億円、前年比3.8%)
一般には馴染みのないニプロ。
ほとんどは、専門医療機器のみを製造しており、
主力は透析関連や人工心肺などになります。

ガラス工業の会社だったニプロ

ニプロはもともと、ガラス加工業を営んでいた会社。

その中で、魔法瓶の内側のガラスや医療器具用ガラス管を製造しており、
その流れで医療機器分野へと参入した企業です。

現在では、澁谷工業とのOEMにより人工透析関連や人工心肺関連で大きな地位を占めています。

人工透析は今後世界で注目される技術だけに、
より発展が見込まれる企業です。

新興国向けの海外拡張路線が顕著

ニプロは人工透析の分野に強い企業。

そんな人工透析に関しては、今後東南アジアなど新興国で大きな収益が見込めるため、新興国に向けての海外拡張路線が顕著になっています。

その結果、ニプロが目指すのは売上高1兆円の大台。

海外進出を鍵とするこの動きは、
ニプロだけでなく医療機器業界の大きなトレンドでもあります。

第4位 シスメックス

(売上高3,020億円、前年比2.9%)
ほとんど一般の人には馴染みのない企業、シスメックス。
しかし、医療の世界においては試薬や検査機器における最大手として有名な企業です。

医療用電子機器から始まった

シスメックスのスタートは医療用電子機器。

しかし現在は検査用試薬や検査機器において日本でもトップクラスの企業として存在感を発揮。

ヘマトロジー(血球計数検査)においてはトップシェアを誇ります。

検査という不可欠な分野

シスメックスの強みはその母体が検査であるということ。

検査は、あらゆる医療行為において欠かせない分野で、
世界のいずれでも需要があり不要にはなりえない分野。

結果『2017年版「Global 100」(世界で最も持続可能な100社)』に選ばれるなど、安定した企業です。

AI、再生医療、グローバル化がキー

そうそうたる企業の現在と今後をみると、日本の医療機器業界の今後のキーワードが見えてきます。

それがAIや再生医療という先進技術、そしてグローバル化です。

前者に関しては、これまでも日本の得意分野でしたが、
後者に関してはどちらかと言えば不得意分野。

トップランナー企業の動向が、
今後の日本医療機器業界の指針となることもあって、注目すべきポイントです。

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