コロナパンデミックは、本当か?:スチャリット バクディ


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新型コロナウィルス関連の本をご紹介します

今やニュースで耳にしない日はない、新型コロナウィルスですがここで5冊の本をご紹介します。

他にも読みましたが面白かったのがこの5冊です。

  • 新型コロナ 7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体 (ブルーバックス) (日本語) 新書
  • 新型コロナ「正しく恐れる」 (日本語) 単行本 ? 2020/10/23
  • 新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実 (日経プレミアシリーズ) (日本語) 新書
  • 本当はこわくない新型コロナウイルスー 最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実 (日本語) 単行本(ソフトカバー) ? 2020/10/1
  • コロナパンデミックは、本当か?: コロナ騒動の真相を探る (日本語) 単行本 ?

先日5月7日から6月4日まで毎週1冊ご紹介します。

コロナによって侵された民主主義 「コロナパンデミックは、本当か?」

新型コロナウイルスによって、社会のあり方がガラッと変わってしまった2020年以降の世界。

日本においても、コロナ以前の生活が遠くに思えてしまうほどに、
マスク・ソーシャルディスタンス・アクリルボードなどの新しい生活様式はもはや常識になってしまっています。

しかし、本当に変わったのは表向きの社会生活だけでしょうか。

今回ここでご紹介する「コロナパンデミックは、本当か?」を読むと、さらに恐ろしい事実が明らかになります。

コロナによって変わったのは、もっと私たちにとって大切なものかもしれないのです。

ドイツにおけるコロナ騒動

本著は、ドイツにおけるコロナ騒動の顛末を知ることができる貴重な作品となっています。

著者スチャリット・バクティ氏

本著の著者であるスチャリット・バクティ氏は微生物及び感染症・疫病学博士。

疫学や感染症学の研究者として業績を残し、
ライラントファルツ州から功労賞を授与されるなど、この分野で尊敬を集める研究者です。

その、疫学の権威であるバクティ博士の目を通して語られる、ドイツにおけるコロナ騒動。

それは、怒りと皮肉に満ちた出来事として語られます。

どこかで見た風景

博士の目を通して語られるドイツの状況は、まさにどこかで見た風景。

著作内において、博士は日本の状況を良いもののように捉えていますが、
実際日本にいてコロナ騒動の渦中にある日本人から見ると、
ドイツでの出来事はまさに日本で起こったことそのものです。

疫学ではあってはならない患者のカウント、恐怖を煽る一部学者とマスコミ、それに乗っかる政府。

そして、素直で従順な一般国民による騒動。

コロナと戦うというたった一つの正義によって展開される狂想曲の姿が、ドイツにもあったのです。

ひとつひとつ丁寧に反証していく

コロナ騒動に対して批判的な著書によくあるように、
本著もコロナ過大評価に対してかなり強く苦言を呈しています。

しかし、そこにはヒステリックで非科学的な反証はなく、
医学に詳しくない人間が読んでも納得できる、
非常にスッキリとした論旨でコロナの「誤った常識」に対して反証を重ねていきます。

ときに怒りを込めて。

読んでいるものが、いま、自分の周りに起こっているコロナ騒動をふりかえって、
呆れと恐怖、そして博士と同じく怒りを感じるような説得力。

これを読んだあと、あなたはテレビの画面をどんな顔で見つめているでしょうか。

コロナ騒動から民主主義へ

不毛なコロナ騒動への皮肉と怒りの入り混じった批判。
そして、本著では、この騒動が民主主義において大きな挑戦であるという論調へと発展していきます。

恐怖が助長する偏った正義

新型コロナウイルスの起こした騒動のその裏にある恐怖。

日々更新される死者数や海外で起こっていると報じられる悲劇、茶の間に運ばれてくるおびただしい棺の映像。

こういった、恐怖のプロパガンダが今日コロナ恐怖症とでも言うべき状態を国民に作り上げていく、
それがコロナ騒動の根底にある基本原理です。

そして、その恐怖が、異論を許さぬ偏った正義を作り上げていく。

それが、本著において語られる恐怖の形です。

恐怖を助長する意見のみが採用される世界

これはまさに日本もそうでしたが、
ドイツにおいてもやはり「恐怖を助長し続ける」専門家が登場します。

コロナは怖い、このまま放っておいたら何万人もなくなる、
世界的パンデミックで第何波第何波とやってくる……というのは、きっと日本でもワイドショーやニュースで繰り返し聞いたことでしょう。

しかし、本当にそうなったのか?と著者は問います。

また、そういった恐怖を助長するだけの専門家の意見を、きちんとチェックしたのか? と、
そういった意見を採用し、さらに助長するマスコミは、政府は、WHOは本当に信じられうのか?と。

これもまた、日本でも見られた光景です。

異論を許さない恐怖の言論空間

こうした社会が醸成されることによって、
ここにひとつの大きな問題が生まれたと著者は言います。

そう、それは、コロナは怖いという意見、コロナ対策は万全でなければならないという意見、
そういったコロナの恐怖を助長する意見だけに正義が生まれたという現実です。

同時に、それに反対し反証する意見はどんどんと潰されていく。

そして、恐怖に怯えどんどんと排他的になっていく言論空間に、
ドイツを主戦場とする著者は、ドイツの暗黒時代とも言える90年前の悪夢を思い出すのです。

コロナに侵されていく民主主義という恐怖

コロナと戦う、たったその一つの正義のもと、
異論をを許さない言論空間ができつつある世界。

医師であり研究者であり、
そして一人の知識人でもある著者は、その現状を大きく憂いています。

無関心を捨て、正しい情報を手に入れること、
そして、決して盲目にならないこと、

本著は、コロナというひとつの疫病を通してそんな問いかけを投げかけているのです。

日本はどうなのかを考える

本著をもとに、私たちは「では日本はどうなのか」と再度問いかけるべきでしょう。

毎日のように、1億をこす人口のあるこの国で数百人の陽性患者を報じ続けるマスコミを前にして、
コロナ脅威論に反論を唱えるものがSNSなどの言論空間で袋叩きに合う現実を前にして。

もちろん、コロナが本当に恐ろしいのか否か、それは各自皆さんで考え判断していいでしょう。

しかし、この言論のこわばりと盲信は、本著をもとに、
もう一度皆が見直べきときに来ているのかもしれません。

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