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病院経営の危機

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経営難
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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。

病院が経営難に陥る

大手総合病院や、特に大学病院が苦境に立たされる病院の経営。

こういった大手総合病院などの経営悪化は業界全体に悪影響をおよぼしますし、
大学病院の経営悪化はもともと人手不足な上にさらなる医者不足を加速させかねません。

今でこそ医療機器業界は活況を呈していますが、病院が萎縮すればその先は明るいとは言えないのが現状です。

業界全体を考えて、この状態を打破する柵はないのか、考えてみます。

前回、前々回のあらすじ

 

  • 病院の赤字経営や倒産数が増加中(大病院も、赤字経営に転落する病院が出てきている)
  • 病院数病床数に対する医者不足が病院経営を圧迫(中小病院に顕著)
  • 不採算部門を抱える大手総合病院が苦境(社会インフラとして不採算部門を切れない)
  • 大学病院はさらに厳しい(大学病院は不採算だからといって切れない上に私立は公的支援も薄い)
  • 総合病院や大学病院の苦境がさらなる医師不足を呼び悪循環が続く。

病院経営復活の鍵は何か?:国策

では、病院経営復活の鍵について見ていきましょう。

まずは国の政策としてです。

社会インフラを守るのはある意味国の仕事

大学病院や総合病院がなくなって困るのは誰か?

それは医者や医療機器業者など医療に携わる人は大きな被害を被るでしょうが、
もっとも深刻なのは間違いなく地域住民です。

特に、都会から離れた地方ではその影響は甚大です。

都会であれば、病院が一つ無くなっても、他にあります。
しかし、地方都市ではそうは行きません。

私は、北海道の函館市出身ですが、
函館の大病院もいくつか無くなってしまいました。

病院施設数推移を見てみましょう。

全国病院施設数推移

平成2年から21年までのおよそ、20年間で病院数は1万から8700施設まで減っています。

高齢化が進んでいる中でです。

もちろん患者さんは言うまでもなく、
総合病院や大学病院の近辺にある商工業者も被害を被るでしょう。

ですので、第一義的にその崩壊を防ぐのは国の仕事と言えるでしょう。

そう、間違いなく病院は社会インフラなのです。

とはいえ国の対応は遅い

これは、日本に限ったことではないですが、独裁国家でない限り国の対応は遅いものです。

バブル経済のときも、
そしてリーマンショックのときも国が後手後手に回ったことで多くの企業が倒産したのは周知の事実。

もちろん国の手当には期待するべきですが、
それを待っていては病院は破綻の憂き目に遭うでしょう。

ですから、まずは、自己防衛が大きな課題になるのです。

病院経営復活の鍵は何か?:自主防衛

国の背作を待っていては後手に回る。

そこで需要なのが自己防衛策ですが、その鍵は「経営」です。

病院経営復活の鍵が経営とはどういうことか

民間企業は、常により利益の出る経営を意識しています。

しかしこれまでの病院経営は、ある意味殿様商売な側面がありましたし、
医療というものは儲けてはいけないという規範意識から、
儲けをあまり考えてこなかったという点は間違いなくあります。

しかし、病院が儲けなくなれば潰れるわけですから、
むしろもうけることは悪ではないのです。

そうつまり、病院の経営悪化の解決策が経営というのは、
民間企業の経営のように利益をしっかりと考えた商売をしなければいけないということです。

儲け第一主義ではなくニーズを意識した経営

民間企業のような経営と言っても、儲け第一主義で、というわけではありません。

そもそも民間企業も儲け第一主義で経営はしていませんし、
それこそ設け第一主義を掲げる企業は普通はうまくいきません。

では、民間企業のような経営とは何か、それはニーズを意識した経営です。

相手のニーズ

そしてそれは、ある意味心のこもった医療に通じる大切な概念なのです。

顧客満足度ならぬ患者満足度をどうやって上げていくのか

民間企業の経営に欠かせないのがニーズをしっかりと意識した顧客満足度。

そして、これからの病院経営に欠かせないのもまたこの顧客ならぬ患者満足度だと言っていいでしょう。

地域のニーズに即した地域性の高さ(都市部ではメンタルヘルスの患者が多いなど)、
高齢化社会に即した在宅医療や介護医療の拡充(通院困難者への訪問医療など)、
そして患者とのコミュニケーション。

とくに、最後の患者とのコミュニケーションはサービス向上には欠かせないものであり、
より患者満足度を高めるものです。

医療機器業界も一体となって切り抜けていくべき難題

病院経営の苦境は、医療気業界にとっても対岸の火事ではありません。

せっかく高齢化社会のおかげで医療機器業界の調子はいいのに、
ここで病院業界が破綻するようなことがアレばその状況は一気に変わります。

常識を打ち破ること、
殻の中で考えてはいけません。

そこで必要なのが、医療機器業界のイノベーションです。

これまでの常識を覆しましょう。

イノベーションの本質

他業種の参入によるコストカットや新製品の提案など、
医療機器業界のイノベーションが病院経営の改善の一助となるのは間違いないのです。

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医療機器メーカーの工場長を23年経験しました。 本名は菊地孝仁、匠習作はペンネームです。 設計・製造・品質管理・安全管理まで経験済みです。 私自身、医療機器総括製造販売責任者、医療機器製造管理責任者の資格を有しています。 また、薬機法に関する業務も長年経験しております、QMS、GVP、ISO13485のマニュアル作成・運用まで対応しています。 21世紀のコア産業である、医療機器業界へ参入をお考えの経営者様、お気軽にご相談ください。

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